2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三菱電機の予兆分析技術"DynamicSVD"について一言もの申す。

一応、私もデータマイニング屋さんの端くれとして、マイニング系のニュースに反応してみました。三菱電機により予兆発見の分析技術が開発されたとのことです。 三菱電機は4月25日、ネットワーク上で、ワーム型ウイルス活動を早期に検知するセキュリティ攻撃…

論文2.0プロトタイプを実装中

d:id:jkondo:20060422さんのエントリーを読んだ。 新しい技術を習得したり、時間を掛けて作り上げた結果は、何かのアウトプットとして出さなければほとんど意味がありません。知識や結果を自分の中に残すだけで終わるのは、それを活かしてサービスを作りたく…

箇条書きはデータ分析の武器(1)

データ分析のプロジェクトを進めるときに、分析の準備の段階で、手順をホワイトボードへ箇条書きにするということをよくやるのですが、ふと、「箇条書きにすると、分析が円滑に進むなぁ。」と思ったんですよね。きっと、何の仕事でも、事前の準備では箇条書…

論文2.0。やはり妄想だけに詳細が詰め切れてないですね。

今日、カウンターを見て吃驚。 論文2.0に興味を持っていただいた人がこんなにもいたのですね。ちょっと前にblogを始めたばかりなのですが、やはり情報共有し易い環境が、稚拙な内容を、より精緻化していくためのきっかけになり得るということが、自らのエン…

Web上で論文共有がしたい!:「論文2.0」が実現されたなら(妄想)。

前のエントリーでは、論文の入手が時代遅れであることを、素人目で指摘しましたが、今回のエントリーでは、前回予告通り、論文の引用可能性について指摘したいと思いますが、よく考えたら引用可能性って自分で使っていてよくわかりませんでした。なので、引…

研究論文は最先端の内容を扱っているが、しかし情報伝達方法は時代遅れ

中島聡さんが読んだ「The Search」(日本語訳は「ザ・サーチ」だそう。)という本の感想を読んで、彼の考える情報の価値について共感を持つ一方で、さらに価値ある情報とされている研究論文については、その伝達方法が時代遅れのため、十分な価値を発揮して…

大げさに書けば人の目を引ける?

前回の記事を振り返って少し思い直した。 前回のエントリーを読み直して、雑誌の執筆者だったら「雑誌が売れること」が目的なので、雑誌を売るために人目を引くことが重視されるんだよなぁ、と改めて思い直してみました。別に正しく書くのが(立場によっては)…

阿部重夫さんが言っていることは結構大げさ

少し古いネタではあるけれど、ちょっと大げさなことを言っている人がいるので反論の練習も兼ねて言及してみる。サイバーエージェントが運営するいくつかのサイトでがgoogleのインデックスから除去された件について、月刊FACTAという雑誌の編集長阿部重夫さん…

不況検索

googleで「悲鳴を上げている -体 -身体 -嬉しい」を検索すると平成日本の悲惨な検索結果が拝める。なんだか、あらゆるものが悲鳴を上げています(笑)。

成功指標の成功のための5つのルールという記事を読んで

今日、とある論文を提出し終えたことを偉い人に報告に行ったら、「中身はともかく論文数がKPIになっているから、がんばれ」と頑張れないコメントを頂きました。うちの組織でも知らないうちにKPIを決めたらしい。 だけど、KPIという言葉がよくわからないので…