大げさに書けば人の目を引ける?

前回の記事を振り返って少し思い直した。

前回のエントリーを読み直して、雑誌の執筆者だったら「雑誌が売れること」が目的なので、雑誌を売るために人目を引くことが重視されるんだよなぁ、と改めて思い直してみました。

別に正しく書くのが(立場によっては)ベストなんじゃないってこと。

私は論文書いたりする人なので、大げさな表現とかをすると咎められたりすることが多くて、知らないうちに大げさ表現に拒否反応を示していたのかもしれない。

例えば、大げさに書いたらどうなるだろうか。

自分の拒否反応を確かめるために、自ら大げさに書いてみることにした。
おあつらえ向きに、批判しやすい記事が上がってきたので、試しに大げさ気味に批判してみる。大げさキーワードには「」をつけています。

NHK受信料、義務化も 総務省放送法改正を検討

 総務省は11日、NHKの受信料制度について、支払いを義務化する方向で検討に入った。受信料不払いが3割にも上っており、視聴者間の不公平感を是正するためで、早ければ来年の通常国会放送法の改正案を提出する見通し。

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ちょっと待って欲しい。国の機関は、業務改善しますと言いつつも、さらに1400万円をカラ出張で国民から「略奪」するような「売国奴」組織を助けるのか。

そもそも、業務改善以前に、カラ出張の現状すら認識できない「盲目的な」組織なのである。だめなことをしている奴を助けてやる、これでは国が主導して「援助交際」をしているようなものである。

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・・・とここまで書いてきて思ったのですが、こういう大げさキーワードを強引に当てはめていくのは、それはそれで結構難しい。ワイドショーでも毎日見て、大げさキーワードを集めでもしない限り、なかなか当てはめるキーワードが見つからないのですよねぇ。

大げさに書くという行為にも、いろいろな技術が必要なのですよね。

結局

色々小難しく考えたのですが、自ら体験した結果、単純に雑誌に書かれている記事については

  • あまり内容を信用しない
  • 書いてあることを割り引いて読む

というふつ〜の対応が一番だという気がしました。